22歳でうつ病を発症したお話は以前しました。

わたしと病気の話~22歳でうつ病発症した時の詳しい症状について
その後24歳で結婚、
27歳で第一子を出産しています。
今回はその時の病気の状況などを
お話ししたいと思います。
※流産について記述しますので、
読むのがツラいなという方は
閲覧しないでください。
●22歳 うつ病治療しながらフリーター
22歳から24歳はフリーターをしていました。
この時通院していたクリニックは
はじめて鬱で受診したクリニックで
なかなか良くならないので
認知行動療法というカウンセリングを
うけたりしたのですが効果はなく・・・
うつ病の治療は投薬治療を継続していました。
●24歳 結婚と断薬
24歳で結婚し、実家を出て
新居に引っ越しました。
それを機会に遠くなったクリニックに
通うのが億劫になり始めました。
病気のせいで遠くに行く気力が
湧かなかったのもあります。
またこの時、主人が子どもを
希望していたこともあって、
クリニックに通院することと
服薬を独断でやめました。
薬をやめた一番の理由は抗うつ薬が
胎児に影響を与えると考えたからです。
この考えもネットで知った不確かな
情報だったのですが・・・
医師の判断なしに通院・.服薬を
勝手に辞めるなんて皆さんは
絶対にマネしないでください!!
突然服薬をやめると離脱症状という
症状があらわれることがあるからです。
※離脱症状とは
一か月以上服薬を続けると
薬が体内にあることが当たり前だと
体が判断します。それが突然
なくなってしまうと起こる症状で
めまいや頭痛、吐き気などの
身体的な症状だけでなく
イライラ、不安、不眠などの
精神的な症状もあらわれます。
●25歳 最初の妊娠と病気の悪化
断薬により、精神は不安の波にのまれていきました。
夫婦生活、新しいアルバイト、慣れない家事
新生活のスタートで心も身体も疲弊し、
離脱症状もあり、生活する気力が失われていきました。
晩御飯を作れない日が増えていく中
最初の妊娠が判明しました。
すぐにアルバイトをやめ、
産科に通院するようになりました。
●流産と引っ越し
最初の子は妊娠初期で流産しました。
胞状奇胎という病気でした。
妊娠初期だったので処置は一日で
終わり、即日退院できましたが
身体も心もボロボロになりました。
アルバイトを退職したので
家で一人無気力に過ごす毎日・・・
毎日泣きましたし、眠れない日が続きました。
このままではだめだと思い
辛い経験から逃げるように
引っ越すことを決めたのでした。
●26歳 二回目の妊娠
引っ越してしばらく経った頃
二回目の妊娠が判りました。
この時は何の異常もなく安定期に入り、
精神も安定したのか、
ホルモンバランスのおかげか、
気分が落ち込むことも少なくなり
むしろ気力に満ち溢れていました。
悪阻もほとんどなく、食欲もあり、
夜も眠れるようになりました。
妊娠期間中はホルモンバランスのおかげか
一種の躁状態であったような気がします。
普通の妊婦さんと同じように過ごしました。
●おわりに
独断による断薬から離脱症状を引き起こしました。
医師の判断なく通院や服薬をやめるのは
絶対にダメだということがわかりました。
うつ病で妊娠を希望する場合は
医師と相談の上で、適切な減薬や
薬の変更が必要です。
本当に辛く苦しい思いをしたので、
絶対絶対勝手に薬をやめないでください!!
この後の出産については長くなるので
別の記事で記述したいと思います。
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