にゃおすはとても目が悪いです
それは視力というだけでなく
目の質、的な問題です
目の質が悪いのは遺伝的なもので
私が知るだけで、母、祖父、曾祖母が
角膜の移植手術を受けています
さかのぼればもっとご先祖様の頃から
目が悪いかもしれません
で、その病気というのが
角膜ジストロフィというものです
角膜ジストロフィ
角膜ジストロフィは目の表面にある
角膜に角膜混濁という濁りが生じる病気です
角膜混濁ができると、角膜の表面が
デコボコになり、視力に影響がでます。
非常に強い乱視になる傾向が強いと感じています
また、デコボコの角膜は傷がつきやすいため、
目がゴロゴロし、痛みを伴うことがあります
角膜が凸凹になってしまったら
治療法は、
・レーザーで凸凹を除去する手術
・角膜移植手術
この二パターンになるかと思われます
にゃおすの病気の進行について
目の質が悪いことは物心つく頃から自覚していました
なぜなら、子供のころから母がしょっちゅう
目が痛くなって寝込んでいたからです
目が痛くて一週間ほど寝込むことなど
みんな経験する普通のことだと思っていました
私も子供のころ目に傷ができて
寝込んだ経験が何度もあります
自分は普通じゃないぞと気づいたのは
小学校高学年の時のことです
遊んでいてお友達の指が目に入ってしまいました
普通の子なら数日で回復するのでしょうが、
私は傷が深かったのか一週間以上寝込むことに
お友達のお母さまが菓子折りを持ってきたり
お見舞いに来た友達にごめんねと泣かれたり
被害者のはずがなんだかとても申し訳ないなと
思ったのを強烈に覚えています
この時私の目は普通の人より弱いんだと自覚しました
それ以外の自覚症状といえば、
乾燥が強い時期に朝目を開けるときに
角膜が瞼にはりついてめくれてしまうと
何日も目がゴロゴロする感じがしました
このことを私の家では”目を開けるのを失敗した”
と表現していました
こんな具合で病気は徐々に進行していきました
視力は低下し、メガネがないと黒板が見えなくなり
その頃部活動でバレー部に所属していたので
コンタクトレンズにしたいと言って
母のかかりつけの眼科に行ったのが高校生の時です
もちろん特殊な目ですからコンタクトレンズは
使用できないと言われました
そのままなんとなく勉強や仕事の時だけメガネをつける
スタイルで過ごしてきたのですが
ここ数年で急激に目が悪くなり始めました
自動車免許の更新の視力検査で
再検査になるようになってきたのです
もともと車の運転をするわけではないので
これを機に返納しようかなと考えるくらいでした
それでもまだ私は大丈夫と思っていました
ところが、先日数十年ぶりに母のかかりつけの
眼科を受診したところ・・・
右目は角膜移植を考えるレベルまで
視力が落ち切っていると言われました
コンタクトレンズ
視力の低下は免れないのですが、
今できる措置として医療用の
ソフトコンタクトレンズを装用する
ことを母に勧められました
母曰く、コンタクトレンズをすると
メガネよりよく見えるようになるそうなのです
もともと高校生のときに一度検討しているので
できるのならやってみようということになりました
眼底検査というものをしたところ
コンタクトレンズを装用することは
問題ないと言っていただいたので
乱視用の使い捨てコンタクトレンズから
始めることになりました
最初は着脱に何度も失敗して時間もかかって
いましたが、最近では少し上手にできるようになりました
おかげでコンタクトの着脱時間を考慮して
朝早く起きなくても済むようになってきました
この乱視用のコンタクトレンズなのですが。
装用しても裸眼よりちょっと良いかな
ぐらいしか視力が出せなくて
一度町医者でなく大きな病院で
診てもらったほうが良いということに
大きな病院を紹介されて
早速大きな病院で診てもらったところ
やはり角膜移植を考えるレベルである
という結果でした
しかし、現時点で私がそこまで
日常生活に困っていないということと
娘がまだ小学校低学年で
一週間の入院を伴う手術は無理ということ
を考慮して角膜移植の手術はすぐに行わないで
経過を観察しつついずれ手術するという
治療方針になりました
コンタクトレンズの使用もこちらの病院で
色々診てくれるそうなので安心です
大きな病院で視力検査をしっかりして
自分にあったコンタクトレンズを
作るというところが今の目標です
次回の診察は5月なので
何か進展があれば記事にします
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